氷河くんのポーカーフェイスを崩したい。

「ダメじゃん!!」

 呆然としていると、手を掴まれ準備室から連れ出された。


 ……呆れた、よね。

 ほれみろ~って感じ?

 そろそろ皮肉の一つでも出るかな。

 バカにされるだろうな。

 そう考えたら、となりにいるアイツの顔が見られない。

「バカだろ」

 やっぱり言われた。

「いっそ。あそこは手懐けておけよ」

 ――は?

「使えたかもしれねーのに」

 なにいってるの。

「無理か、お前には」
「当たり前でしょ!!」

 悪の手引きすんな。