氷河くんのポーカーフェイスを崩したい。

「新しい防具とかスティック。使いやすいですか?」
「わりと」
「よかったです。手直しとかで手伝えることあったら言ってください」
「それよりぶっ倒れるようなことがないように寝ていろ」

 ウッ……返す言葉が、ない。

「無茶なことするよな。成澤も」
「ビックリですね」
「そんじゃ。なんかあったら他のマネージャーに連絡するなり、フジオ呼ぶなり」
「ありがとうございます。練習頑張ってください」
「おう」

 タフだなあ。

 アイツと散々練習したあと、そんなに眠れていないだろうに。

「なにニヤついてんの」
「あ……いや。イガラシさんが。そこまで頑張れるだけの気力わいてるんだって思うと嬉しくて」