チームメイトを応援しながらも、五十嵐さんの活躍から目が離せない。
次は入るかな。
次も止められてしまうかも。
そんなことを考え、目の前の選手たちを見つめることがこんなに面白いだなんて知らなかった。
ワクワクして仕方ない。
自然とこっちまで力が入る。
「次、成澤先輩ですね」
「あー。先輩呼びした。ナリ喜ぶね」
「……氷の上での彼は。そう呼びたくなるんです」
「ふーん」
「なんだかんだ。すごく。尊敬してますから」
――頑張れ、成澤先輩
1本、2本と成澤のシュートを防ぐ五十嵐さん。
外して悔しくないわけが、ないだろう。
なのに。
成澤ときたら、
「……笑ってますね」
「楽しくてたまんないんだね」
あんないい顔してる。
ヘルメットのフェイスマスク――格子状の顔を守る防具ごしでも、伝わってくる。
そんなの見たら――この戦いが終わらなければいいのにって思えてしまう。
だけど、あと1本で2人の勝負は決まる。
次は入るかな。
次も止められてしまうかも。
そんなことを考え、目の前の選手たちを見つめることがこんなに面白いだなんて知らなかった。
ワクワクして仕方ない。
自然とこっちまで力が入る。
「次、成澤先輩ですね」
「あー。先輩呼びした。ナリ喜ぶね」
「……氷の上での彼は。そう呼びたくなるんです」
「ふーん」
「なんだかんだ。すごく。尊敬してますから」
――頑張れ、成澤先輩
1本、2本と成澤のシュートを防ぐ五十嵐さん。
外して悔しくないわけが、ないだろう。
なのに。
成澤ときたら、
「……笑ってますね」
「楽しくてたまんないんだね」
あんないい顔してる。
ヘルメットのフェイスマスク――格子状の顔を守る防具ごしでも、伝わってくる。
そんなの見たら――この戦いが終わらなければいいのにって思えてしまう。
だけど、あと1本で2人の勝負は決まる。


