氷河くんのポーカーフェイスを崩したい。

 2人の間に沈黙が流れる。

 エリート街道まっしぐらなチャラ男の成澤が、不良高で恐れられるイガラシさんに自分を重ねてしまう。

 それは、どういうことなのか。

「そうそう。今回の練習試合だけど。ちょっと面白いことしてみたんだよね」

 そういえば対戦相手の高校名が書いてなかった。

 どこと試合するんだろう。

 成澤が近づいてきて、ベッドに腰掛ける。

「とりあえずこっちはOBの出場を許可してもらった」
「そんなことが可能なんですか」
「そうでもしなきゃメンバー足りないし。それでも。ロークオリティーゲームになるかも」
「強豪校か」

 ――――!

「大学生が加わろうが、自分たちが勝つと疑ってない。ハンデにもならないと思ってるような連中呼んだんだろ」