切れ長の鋭い目で見つめられ、ドキリとした。

 なんていうかセクシーすぎる。

 髪を伸ばしたらすごく色気が増すにちがいない。

「シットタイショウって。なんですか」
「可愛すぎるってのも生きづらいわけだ?」
「は……」

 腕をグイっと引かれ、

「おかしいな。俺。成澤とは違って歪んでないと思ってたんだけど」

 ベッドに引きずり込まれた。

「イガラシさん。あの、」

 なぜわたしはイガラシさんに馬乗りに――……

「欲しくなってる」