時雨くんも帰宅し、四人でチキンに食らいつく。
なにかのパーティーかと思う量。
よく持って帰ってこられたな。
「えりなちゃんは、どこが好き?」
「え!?」
なに、その質問。
いきなり……
みんなの前で氷河くんの好きなとこを言えと?
「えっと……。そうだなあ」
「俺は羽のとこ!」
ん?
「僕は特にこだわりはないけど。しいて言うなら脚かな」
んん?
「皮が最高」
「兄ちゃん皮好きだよなー」
育ち盛りの男連中がチキンをもりもり食べる中、ぽかんとしていると
「鶏肉の部位の話ですよ、エリナさん」
にっこり時雨くんが微笑んだ。
なんだって。
「僕は、エリナさんが兄のどこを好きなのか――の方が気になりますけどね?」
なにかのパーティーかと思う量。
よく持って帰ってこられたな。
「えりなちゃんは、どこが好き?」
「え!?」
なに、その質問。
いきなり……
みんなの前で氷河くんの好きなとこを言えと?
「えっと……。そうだなあ」
「俺は羽のとこ!」
ん?
「僕は特にこだわりはないけど。しいて言うなら脚かな」
んん?
「皮が最高」
「兄ちゃん皮好きだよなー」
育ち盛りの男連中がチキンをもりもり食べる中、ぽかんとしていると
「鶏肉の部位の話ですよ、エリナさん」
にっこり時雨くんが微笑んだ。
なんだって。
「僕は、エリナさんが兄のどこを好きなのか――の方が気になりますけどね?」