氷河くんのポーカーフェイスを崩したい。

「月曜日が怖いね」
「バレたら終わりなのは井上の方だ。必死に隠し通すだろ」

 井上、とんでもなくクズだけど

「……謝ろうかな」

 狂わせたのは、わたし。

「センセイすみません。おわびに縛って焼却炉に放り込んで差し上げます」
「褒美だな」
「井上があんなヤバいヤツだと思ってなかった……!!」
「そうか?」

 なによ。

 あんたは井上の本性、見抜いてたっての?

「最初は頭の悪そうなギャルとしか。思ってなかった」

 ん?

「事実。頭の悪いギャルで」

 それは、わたしのことか?

 失礼な。

「だけど。悪い子になりきれてないってことを人に知られたくないらしい」