コーヒーのお味はいかが?

「あたし、湊のこと好きだよ」

「俺はもっと、結可が好きだよ」


こんな歯痒くなるような台詞も、愛おしい人から言われると、こんなにも嬉しいんだ。


「たぶん、これから先、どんなことがあっても・・・俺は結可のことを諦められないだろうな」

「え?」


湊の言葉が聞き取れず、あたしは聞き返す。


「ううん、なんでもない。(出会った日から、結可は俺の心を掴んで離さない。でも一生、結可はそんな自分の魅力に気付かないんだろうな)」


湊がそんなことを思っているなんて、あたしはこれっぽっちも知らなかった。

ただ好きな人の大好きな笑顔を、あたしは失いたくないと思った。

そして、これから先も・・・

湊と一緒に居れることを願った。