「んん、、寒い....あっ!!!外で寝ちゃったんだ!」


飛んで起きたら、知らない場所にいる事を知った。

「ここはどこ?」


暗くて狭い...これが牢屋?なのかな。


兵士
「起きたか、すぐに報告を。」

1人の兵士が何処かに行った。


ティア
「あなたは?なぜ私はここにいるの?」


兵士
「黙れ、そのうちわかる。」



んー、黙れと言われて何時間も経つんだけれど。



テラスで寝てしまって、それからここに。連れ去られたんだ。誕生日なのについてないなぁ。
お母様もお父様もきっと心配している。



でも....



外の世界が見たい


これが私の叶わないと思っていた願い。


お姫様は、決められた結婚が決まりの様なもの。
そんなの、わたしはしたくない。
決められた生活も飽き飽き。
着飾ったドレスも嫌い。


お城では不自由なく暮らせるけれど、外に出られないんだずっと。


それが今は初めて、お城ではないところにいる。


初めて出ることができたんだ。


「もしかして....お星様が?」