今日の大本命、カイル・ケネディ。

最も優勝に近いと言われるアメリカ人の男。

どんなジャンルも弾きこなすという噂は本当だった。


エチュードの難曲2曲をノーミスで弾ききり、ノクターンを最高の音色で歌い上げ、バラードを怒涛の如く弾きあげる。

1日目にもミスターパーフェクトはいたが、これはもう格が違う。

本人も優勝が見えているんだろう。

きっとこれは物凄い努力をしたに違いがなかった。

.....でも面白くない。

ショパンコンクールに面白さを追求している私もどうかとは思うが、この男は違う。


「10番 真城星羅。日本」

日本の本命だ。

さぁ、実力を見せてくれ。