「105番真城星羅(ましろせいら)さん。曲目.....」
私の2つ前の人のアナウンスがあった後、今までより明らかに大きい拍手の音が聞こえた。
顔を上げてモニターを見ると、一段と派手で豪華なドレスを着てピアノの前に座る女の子がいた。
その直後、鍵盤に置かれた指はすごい速さで踊り始めた。
曲はショパン作曲“子犬のワルツ”
小学三年生とは思えない指の回り方、そしてその中でワルツとしての拍感、フレーズの作り方も完璧だった。
誰もが息を飲んでその演奏を見つめていた。
私もその中の1人。
演奏が終わった途端に会場は割れんばかりの拍手に包まれた。
私はというともうすぐ出番だというのにしばらく呆けてしまっていた。
舞台袖から帰ってきた女の子を見てハッと気を取り直す。
だめだ、集中しないと.....。
「106番.....」
前の人の演奏は早々に終わり、次は私の番。
私の2つ前の人のアナウンスがあった後、今までより明らかに大きい拍手の音が聞こえた。
顔を上げてモニターを見ると、一段と派手で豪華なドレスを着てピアノの前に座る女の子がいた。
その直後、鍵盤に置かれた指はすごい速さで踊り始めた。
曲はショパン作曲“子犬のワルツ”
小学三年生とは思えない指の回り方、そしてその中でワルツとしての拍感、フレーズの作り方も完璧だった。
誰もが息を飲んでその演奏を見つめていた。
私もその中の1人。
演奏が終わった途端に会場は割れんばかりの拍手に包まれた。
私はというともうすぐ出番だというのにしばらく呆けてしまっていた。
舞台袖から帰ってきた女の子を見てハッと気を取り直す。
だめだ、集中しないと.....。
「106番.....」
前の人の演奏は早々に終わり、次は私の番。



