すれ違い、恋。

朝5時半。
今日から7時半には会社に着いてないといけないから昨日よりも早く起きた。
ご飯を食べて、お弁当作って、歯磨きをした。
ファッションデザイナーだから可愛いメイクをして、ロングの茶色っぽい髪の毛も先の方を巻いて高い位置で結んで、服も可愛いの選んで、アクセサリーとかも付けて、自分ができる最大限のおしゃれをした。
最後に自分を姿見で見て、家を出る。








会社に着くと、今日から本格的にここで仕事ができると思うと今にも過呼吸になりそうなくらい心臓がバクバクしてる。
ふぅと深呼吸をして、会社に入ろうとすると、、、











「どうした会社の前で深呼吸なんかして笑」
と急に隣からひょこっと顔を出したのは、言わなくても分かるだろう。
「蒼人」
だって私ここ来て友達になったの蒼人しかいないもん笑
私が蒼人の方を向くと、
「うおっ」
と蒼人が私の顔を見て変な声を出した。
おぬし人の顔見てうおっはないだろう。
「私そんな変な顔してる?」
少しムキになって言ってしまった。
すると蒼人が慌てたように
「違う違う!」
と言った。
「じゃあ何よ。うおって」
「いやえっと、、、う~ん」
「やっぱり変な顔だと思ったんだ~」
蒼人は言おうか言わないでおこうか迷ってる感じだった。
いや顔にでてるよ?
変な顔してましたって
「もういいよ~、、、」
なんか悲しくなってきて中に入ろうとした時ガシッと蒼人に腕を掴まれた。
まただ、、、
蒼人に腕掴まれるの。
またあの人の事思い出しちゃう、、、
もう忘れるって決めたのに、、、
「──────って思ったから」
あの人の事を思い出していて蒼人の言ってること聞いてなかった!
はっと我に返る
「ごめんなんて?」
「だから!」
「うん」
「昨日よりも可愛くなってるって思ったから!/」
「、、、、えええええええええ!!!!」
空耳かな?
「私とうとう幻聴聞こえてきた、、、」
「いやほんとだって///」
「じゃあ蒼人がおかしくなった?」
「うんそうかも、、、」
「おい!」
「うそうそほんとに今日可愛い」
「確かに今日から仕事だからファッションデザイナーだしオシャレしなきゃと思ってしたけど」
「やっぱり」
「蒼人から可愛いとか言われるなんて思ってなかった、、、でもありがとう////」
「急に照れんなようつるから」
正直に嬉しかった。
男の人に可愛いって言われたの初めて、、、







じゃなかったっけな、、、
あの人から何回か言われた事あったな、、、
でもあの言葉も全部嘘だったんだ、、、
じゃあこれが初めてだな、、、
自分で思い出しといて自分で悲しくなる、、、
もう!ダメだって!考えちゃダメ!
頭をブンブン振ってあの人の事を追い払った。
「花奈?どうした?今日元気ない?」
蒼人がそんな私の様子を見て心配そうに聞いてきた。
私顔に出てたかな、、、?
出ないようにはしてるんだけど、、、
「ううん大丈夫!めっちゃ元気だよ!」
笑顔を作って蒼人にそう言った。
「そっかならよかった。」
蒼人は納得言ってないような表情で言った。
そして私達は会社の中に入った。
ファッションデザイナーさんがお仕事をする部屋に行くと先輩方達が大人っぽくて綺麗でとてもおしゃれだった。
私達は決められたディスクのところに行くと偶然蒼人と隣だった。