「え、え、ハナちゃ……」 優越感。震えるリキを上から見下ろしながら、口元を緩めた。 男子にしては細い首筋に白い肌。 「ね、ねぇ、ちょっと待ってよ」 震える声が、怯える赤い目が、やっぱりリキらしくて笑っちゃう。 「ハナちゃ、何かあったん……でしょ?」 まだ聞き出そうとするか。しつこいな。 また1つこぼれ落ちる涙をペロリと舐めれば、抵抗する手だって止まってしまう。