お店の外で待っていたら、すぐに他の3人が出てきた。
「小林!」
「涼子っ!」
「お待たせしました。」
「みなさん・・・」
私達の方へ駆け寄ってきてくれる高千穂さんと、ますみさんと、関山さんに安堵する。
「ちょっと、こっちで少し話しましょう。」
そう言うと、私の手を握って歩き出す鳴海瑠華さん。
「あ、あの!手を~」
握っていいのですか?と聞く前に言われた。
「お姉さんと、お手てつなぐのは嫌?」
「い、いえ・・・」
「よかったぁ~」
ニコニコしてる美女に、私はドギマギしてしまう。
そのまま、されるがままにしてついていく。
「オイ、コラ!待てよ!」
「まだ歩かせる気~!?」
「・・・。」
高千穂さんとますみさんは、鳴海さんの行動に怒ってた。
黙ったままの関山さんも、なんだか機嫌が悪いように見えた。
完全に、お店が見えないところまで来たところで、鳴海瑠華さんが私の手を放す。
「はい、それじゃあお説教タイムね。」
「「「「お説教!?」」」」
聞き返せば、美女は得意げに私達に言った。
「馬鹿ガキが遊びで潜入捜査するな!」
「え!?」
笑顔が一転して、汚い物を見る顔に変わった。
「なっ!?なんだと!?もういっぺん言ってみろコラ!?」
「失礼しちゃう!遊びじゃないわよ!?」
即・反論する高千穂さんとますみさんを鼻で笑うと、鳴海瑠華さんは低い声でしゃべる。
「何度でも言ってやるよ、がさつブスと、胸が平面のぶりっこドブスが!」
「が、がさつだと!?」
「ドブス!?高千穂カンナよりも、ますみの方がブスって言った!?」
「あたしより超ブスじゃない!」
そう言って、私達を指をさす鳴海瑠華さん。
「性格悪くて、スタイル悪くて、息が臭くて、要領(ようりょう)悪いの4拍子でしょう!?」
高千穂さん、ますみさん、関山さん、私の順で指をさされた。
「な!?誰が性格悪いだと!?」
「ますみスタイル悪くないもん!?」
「ハハハ・・・息が臭い、ですかぁ~」
「よ・・・・要領は・・・・」
(うん、確かに悪い。)
否定できない。
〔★涼子のみ、素直に受け入れた★〕


