それから程なくしてあたし達は桜雅を作った。
藍を連れて来たのは丁度2ヶ月後の夏。


洸「見ろ!」
皐「はァ!?どこの子供だよ!」
洸「いや、俺の子だ!」
蓮「冗談はよせ...本気か?」
洸「あぁ、今日から俺の子だ!歳は?」

洸に抱えられていた藍は手で4を作った。
それから洸はしょっちゅう連れて来るようになった。

蓮「...洸」
洸「ん?」
淳「名前付けね?」
洸「そうだな」

それから何日も頭を捻らせた。
藍は幼い頃から大人しく冷静だった。

淳「なぁ、洸!」
洸「あ?」
淳「俺のズボン持って来い」

渋々ズボンを持った洸の傍に藍は居なかった。