そばにはいれないから。




「咲良のいない世界で生きていく意味が………わからない。

咲良に会いたいっ、咲良の笑顔が見たくて、咲良の声が聞きたい。」


声が震える。


何よりも大切だった。


咲良の声を聞けば、咲良の笑顔を見ればすごく力が湧いた。

試合の時だって、咲良の応援は何倍も力に変わった。


あの笑顔を守る。そばにいる。

咲良とこれからを歩いていきたい。


そう思ってた。



あいつの代わりなら自分が犠牲になってもいい。


そう思える人を失った今、


自分がどうしたらいいのかわからない。


どう生きていけばいいのか、

未来が見えない。


咲良がいない今を見たくない。