自分が今どんな顔をしていて どんな気持ちなのか 全く分からなくて 苦しいのか辛いのかさえ 分からなかった。 次の日の夜はお通夜で その次の日にお葬式。 "大丈夫?" "辛いけど、頑張ってね" "彼女の分まで" そんな言葉をたくさんの人からかけてもらった。 "はい、頑張ります" "大丈夫です" 思っていたより普通に笑顔で振る舞って 「ありがとう、咲良。」 咲良とも笑顔で別れることができた。 だけど、きっとそれは 咲良が死んだという事実を受け入れられてなかったんだと思う。