君の甘い罠。【中学編】





晴矢「…愛莉泣いたでしょ。」
愛莉「っ…!な、泣いてないよ?」

そんな事を思っていると突然、泣いた事がバレてしまった。

でも私はさっきの話を言いたくなかった。
だから咄嗟に否定した。

…晴くんに嘘をつくのは嫌だったけどしょうがない。

晴矢「ふーん…で?誰に何言われたの?」

…それでも晴くんは聞いてきた。

やっぱバレてる…?

愛莉「っ…だ、だからなんでもな…」

晴矢「…愛莉。何言われたの?」

…少し怖いと思ったけれど晴くんは私の為に聞いてくれてるんだ、そう思うと言ってもいいのかなぁと思う。