『うわ、きれー!』



「ほんと、予想以上。」



周りはカップルでいっぱい。
流石クリスマス。



私と三多先輩もそういうふうに周りからは見られてるのかな。



「クリスマスにこんなこと言うの恥ずかしいけどさ。」



『ん?』



「「俺のこと好きなんでしょ?」



急な俺様発言。



『・・・まぁはい。
そうですね。』



否定するのも違う気がするし。
もう知られてるのに足掻くのも馬鹿らしい。




「じゃあ、サンタさんからクリスマスプレゼント。」



それは、三多とサンタをかけてるんですか?とは聞けない・・・



「付き合ってください。」



あぁこれは夢かな?
クリスマスプレゼントにサンタさんが、夢を見してくれてんのかな??



『ぜひ!』



そんな訳ないか。



「やっぱ俺ってズルいわ。
100%分かってないと告れない。」



『それでも私は嬉しいです。』