食事を終え、お茶を飲み、片付けをしている間に三実さんお風呂に入ってもらう。その後に私もシャワーを浴びた。
ずっと胸が高鳴っている。
一昨日の晩、初めて身体を繋いだ。無我夢中でわけがわからなかったけれど、今も私の鎖骨から胸にかけて赤い痕が散っている。愛し合った証しだ。
今日、そういうことになってもおかしいことはない。三実さんが求めてきたら私は受け入れる覚悟はできている。
痛かったのは覚えているけれど、二回目以降はそうでもないと聞いたことがある。一昨日だって最初が一番痛くてあとはよく覚えていない。
大丈夫。絶対、上手くいく。
だって、三実さんの温かな肌に直接触れると思っただけで、もう苦しいくらいにときめいているんだから。
シャワーを浴び終え、浴衣に着替えて寝室に入った。全身が心臓になったみたい。
冷房の効いた室内、ベッドに腰かけ三実さんは雑誌を読んでいた。意外にも科学雑誌だ。趣味なのかもしれない。
きっと、この人には私の知らない部分がたくさんある。それをゆっくり知っていきたい。
「三実さん」
「幾子、おかえり。こっちにおいで」
私は三実さんの横に腰かける。ベッドが大きくて落ち着かない。
見上げると、三実さんの燃えるような瞳とぶつかる。獣のような彼の本性を怖いと思ってきた。だけど、一昨日の晩、強引に身体を開かれながら、私が感じたのは彼への愛情。それだけだった。
三実さんが望んでくれるなら、正式に彼のものになりたい。
「ここ」
三実さんが浴衣から覗いた私の鎖骨付近を指で触れる。
「痕をつけてしまってすまない」
「いえ」
嬉しかった。三実さんのものになったみたいで。
恥ずかしくて言えないけれど。
ずっと胸が高鳴っている。
一昨日の晩、初めて身体を繋いだ。無我夢中でわけがわからなかったけれど、今も私の鎖骨から胸にかけて赤い痕が散っている。愛し合った証しだ。
今日、そういうことになってもおかしいことはない。三実さんが求めてきたら私は受け入れる覚悟はできている。
痛かったのは覚えているけれど、二回目以降はそうでもないと聞いたことがある。一昨日だって最初が一番痛くてあとはよく覚えていない。
大丈夫。絶対、上手くいく。
だって、三実さんの温かな肌に直接触れると思っただけで、もう苦しいくらいにときめいているんだから。
シャワーを浴び終え、浴衣に着替えて寝室に入った。全身が心臓になったみたい。
冷房の効いた室内、ベッドに腰かけ三実さんは雑誌を読んでいた。意外にも科学雑誌だ。趣味なのかもしれない。
きっと、この人には私の知らない部分がたくさんある。それをゆっくり知っていきたい。
「三実さん」
「幾子、おかえり。こっちにおいで」
私は三実さんの横に腰かける。ベッドが大きくて落ち着かない。
見上げると、三実さんの燃えるような瞳とぶつかる。獣のような彼の本性を怖いと思ってきた。だけど、一昨日の晩、強引に身体を開かれながら、私が感じたのは彼への愛情。それだけだった。
三実さんが望んでくれるなら、正式に彼のものになりたい。
「ここ」
三実さんが浴衣から覗いた私の鎖骨付近を指で触れる。
「痕をつけてしまってすまない」
「いえ」
嬉しかった。三実さんのものになったみたいで。
恥ずかしくて言えないけれど。



