総長さま、溺愛中につき。①〜転校先は、最強男子だらけ〜

 ん? 久しぶりの欠席……?



「それほんとに!?」

「邪魔者が休み!?」



 海くんの言葉が気になって聞き返そうとしたけど、それよりも先に弥生くんと華生くんが声を上げた。



「そ、そんなに喜んだら拓ちゃんがかわいそうだよ……」



 目を輝かせているふたりに、苦笑いをする。



「ふふっ、じゃあ今日は俺たちの由姫だな~」

「氷高がいないとか天国だ~!」



 両端から、甘えるようにぎゅっと抱きしめられた。



「おいおい、俺もいるぞ」

「「……」」

「無視かよ」



 ははっと笑った海くんは、私のほうを見て口を開いた。



「にしても、由姫はすごいな」

「え?」

「氷高だけじゃなく、双子も手懐けるなんて」



 手懐ける……? そ、そんな、ペットみたいに……。