総長さま、溺愛中につき。①〜転校先は、最強男子だらけ〜

 やっぱり、春ちゃんと話していると落ち着くなぁ……。

 好きだなぁ……と、改めて思う。



《あ、ごめん……もう夜だね》

「ほんとだ……!」

《ずっと話してごめんね。……また、寝る前に電話してもいい?》

「うん!もちろん!」

《やった。じゃあまたね。大好きだよ、サラ》



 春ちゃんはいつものようにそう言って、電話を切った。

 私もだよ、春ちゃん……。

 だから……うう、早く見つけてっ……!

 私は心の中でそう呟いて、はぁ……と大きなため息を吐いた。



 翌朝。いつものように、8時ごろに家を出て教室に向かう。



「「由姫! おはよう!」」



 教室につくなり、弥生くんと華生くんが飛びついてきた。



「弥生くん華生くん、おはよう」