「由姫、弁当なの?」
海くんが少し驚いた様子でそう聞いてきて、「うん!」と返事をした。
「へー、いいな弁当。別に食堂で食べても平気だよ。行こっか。おい、双子も行くぞ~」
「なんでお前らと食べなきゃいけないんだよ!」
弥生くんと華生くんは文句を言いながらも、一緒に立ち上がった。
5人で食べることになり、みんなについて食堂へ向かう。
「わ~……こんな感じなんだ……!」
初めて見る食堂は、食堂というよりもレストランみたいだった。
この学校、施設にいちいちお金かかってるなっ……。
近くにあった食堂のメニューを見ると、書かれているものは普通のメニュー。
カレーやうどんもあるし、定食も丼ものも……って、え?
私はメニューの下に書いてある値段に、目を見開いた。
全部1000円前後の金額設定……しょ、食堂にしては高くないかな?
やっぱりこの学校、お金持ち学校なんだ……あはは。

