総長さま、溺愛中につき。①〜転校先は、最強男子だらけ〜




「由姫、弁当なの?」



 海くんが少し驚いた様子でそう聞いてきて、「うん!」と返事をした。



「へー、いいな弁当。別に食堂で食べても平気だよ。行こっか。おい、双子も行くぞ~」

「なんでお前らと食べなきゃいけないんだよ!」



 弥生くんと華生くんは文句を言いながらも、一緒に立ち上がった。









 5人で食べることになり、みんなについて食堂へ向かう。



「わ~……こんな感じなんだ……!」



 初めて見る食堂は、食堂というよりもレストランみたいだった。

 この学校、施設にいちいちお金かかってるなっ……。

 近くにあった食堂のメニューを見ると、書かれているものは普通のメニュー。

 カレーやうどんもあるし、定食も丼ものも……って、え?

 私はメニューの下に書いてある値段に、目を見開いた。

 全部1000円前後の金額設定……しょ、食堂にしては高くないかな?

 やっぱりこの学校、お金持ち学校なんだ……あはは。