私なんかといたら、副会長の品格が疑われてしまうかもしれないっ……。
優しい舜先輩の評判を下げるようなことはあってはならないと、一緒に歩くことを躊躇した。
けれど、舜先輩は何を言っているんだと言わんばかりにくすりと笑った。
「そんなもの気にしない。それに、朝は生徒が少ないから人目を気にすることもない」
そ、それなら大丈夫かな……?
「寮から学校まで5分もいらないからな。基本的に生徒の起床時間は遅いだろう」
たしかに、8時に起きても普通に間に合いそう。
寮生活の利点だなぁ。
「ほら、行くぞ」
「はい」
私は再び首を縦に振って、舜先輩の横に並んで歩いた。

