総長さま、溺愛中につき。①〜転校先は、最強男子だらけ〜




 私なんかといたら、副会長の品格が疑われてしまうかもしれないっ……。

 優しい舜先輩の評判を下げるようなことはあってはならないと、一緒に歩くことを躊躇した。

 けれど、舜先輩は何を言っているんだと言わんばかりにくすりと笑った。



「そんなもの気にしない。それに、朝は生徒が少ないから人目を気にすることもない」



 そ、それなら大丈夫かな……?



「寮から学校まで5分もいらないからな。基本的に生徒の起床時間は遅いだろう」



 たしかに、8時に起きても普通に間に合いそう。

 寮生活の利点だなぁ。



「ほら、行くぞ」

「はい」



 私は再び首を縦に振って、舜先輩の横に並んで歩いた。