「由姫。おはよう、早いな」 「ちょっと買い物に」 「今からか?」 「はい。冷蔵庫がまだ空っぽ状態なので」 あはは……と、乾いた笑みをこぼす。 「そうか。俺も朝食を買いに行くから、一緒に行こう」 「はい!」 副会長のお誘いに、大きく頷く。 けれど、ひとつだけ気がかりが。 「あ……で、でも、私といないほうがいいかもしれないです……!」 「どうしてだ?」 「ちょっと、初日から悪目立ちしてしまったみたいで……」 昨日、この容姿を散々からかわれ、笑われていたことを思い出した。