総長さま、溺愛中につき。①〜転校先は、最強男子だらけ〜




《も、もしもしサラ? どうしたの? サラから電話なんて珍しいね……!》



 うれしそうな春ちゃんの声に、私までうれしくなった。



「あのね、ちょっとだけ、聞きたいことがあって」

《聞きたいこと?》

「fatalのみんな、元気?」

《うん、元気だよ》



 そっか、よかった……。

 ひとまず、即答する春ちゃんに安心。



「変わらずにやってる……?」

《うん、もちろん。心配しなくても、悪いことはしてないし、平和も維持できてるよ》



 私は、ほっと安堵の息をついた。



「そ、っか……よかった」



 安心した……。やっぱり、ただの噂だよね。