総長さま、溺愛中につき。①〜転校先は、最強男子だらけ〜






「お前らは?」



 海くんが、弥生くんと華生くんにもそう尋ねる。



「……俺もアイス買いに行く」

「俺は華生についていくだけだ!」



 ふんっと鼻をならした弥生くんに、微笑んだ。



「ふたりとも仲いいんだね」



 双子は以心伝心ができるなんて聞いたことがあるけど……ふたりは本当にできちゃいそうだ。



「……ふんっ」



 またしても鼻を鳴らし、顔を背けてしまった弥生くん。

 あ、あれ……機嫌損ねさせちゃったかな……?



「由姫、バカと話したらバカが移るから、やめとけ。数学の問題答えられなくなるぞ」

「~っ」



 拓ちゃんの言葉に、弥生くんは顔を真っ赤にした。