極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛


「お姉ちゃん、コーヒーもらってこよっか?」


「じゃあお願いしよっかな。カフェラテがいいな」



とりあえずお姉ちゃんにご機嫌を直してもらわないと、帰りの車中も長いからね。



お姉ちゃんがコートを脱いだから私も荷物とコートを置いた。あー、なんか身軽。らくちん。



ドリンクカウンターに行って、ふと思い出した。
そういえばナツ君と駅で会ったあの日、自販機でココアを買って渡してくれたけど……あれって私の好きなもの、覚えててくれたってことなのかな。



今頃きゅんが押し寄せてきた。
気づくの遅すぎ。
デリカシーがないのは私も一緒だった。