極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛


それはもう盛大に笑われて、盛大に楽しく終わった大会だった。
次のクラスマッチでは卓球を選ぼうと思う。



青空の下。
最高すぎる時間だった。



でもその後は一転お仕事モードへ。
ナツ君はヘアメイクも直して何パターンかの衣装チェンジがあって、撮影は予定より早くに無事終了した。



「記念に撮ってあげよっか。どうせならカレカノっぽい感じで」



カメラマンさんの粋な計らいで、ツーショットまで撮ってもらえることに。



「こういうのどうですか?」  


「いいね、みつめあってみて!」
 


ナツ君の提案ポーズはバックハグ。
後ろから抱きしめられた。



「紗知ちゃん棒立ちになってるから、一佳君の腕を抱え込むような感じで」



言われた通りにして、背の高いナツ君を見上げた。



目と目があう。
そこにはナツ君のはにかんだ笑顔があって……もう、心臓が破れそう。



「紗知ちゃんめっちゃかわいいよ~。道下さん、コートのフロント開けてあげて」



「了解で~す。あら、ワンピかわいっ」



あっ、足がすーすーする。
こんなんじゃ、なおさら写真の上がりは見れないな。
顔、真っ赤だと思うから。