極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛


「そ、そんなこと言われてもおしゃれの専門知識なんかないし、よくわかんない」



かわいいって言われて安心したり戸惑ったり。だけど、だんだんとナツ君を困らせているような気がしてきた。



「どうしてもその服じゃなきゃダメ?」



「ううん。そういうわけじゃないんだけど、お姉ちゃんが一生懸命考えてくれたコーデだから勝手に着替えたら申し訳ないし、あっちに行ってナツ君が私のせいで恥かいたり笑われたりするのはもっと嫌だからこれで行こうって思ったの」



プレゼントしてくれたのに一度も着てないってことだけで充分失礼なことをしてる。
それにナツ君のチームの一員にお芋ちゃんが混ざってていいわけない。



「紗知が笑い者になるようなことあるわけないじゃん。あー、でもそういうとこもめっちゃ好き。頭痛くなってきた……」




なんかやたらと抱きついてくるのが当たり前みたいになってるけどこっちは全然慣れてないし、好きって言われるのだってその度にちゃんとどきどきしてるって、絶対彼はわかってない。




肩に顔を埋められたら素肌にナツ君の髪が触れて、ひゃぁ、ってなるのを今だって必死に我慢して体がぷるぷるしてる。