極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛




日曜日。ナツ君に起こされることを真に受けて(恐れて)誰よりも早起きした朝。



窓を開けたら風はキリッと冷たかったけど、空は澄みわたる青空。
天気予報を見たら都会も同じ快晴みたい。



今日は大都会にある事務所に寄って、モデルのお仕事に付いていく日。
俳優としてのお仕事しかあまり知らなかったからナツ君の新しい一面をまた知ることができそう。



部屋でのんびりお出かけ準備をしていたら、ドタドタとお姉ちゃんがやって来た。



「今回は公園で撮影なんだって。そばには私も片桐さんもいるから紗知はデート気分くらいでいいからね。長く離れてた分のご褒美だよ」



「デートなんて大袈裟だよ、遠距離恋愛してたわけじゃないのに」



「あーもう、いいからほらおいで」



お姉ちゃんにされるがままメイクをしてもらって、いつも下ろしてるだけのセミロングでつまんない髪型も可愛くハーフアップにセットしてもらった。
ふわふわ揺れる髪……まるで私じゃないみたい。