蘭ちゃんはなぜか笑いを堪えながら、そんな私の頭をよしよししてくれた。
「大丈夫。一佳君は確かに芸能人だから女の子に関しても場数踏んでるだろうけど、紗知とコミュニケーションを取りたいだけだと思うよ。
前提として、お互いに大切な幼なじみなんでしょ?」
「それは、そうだけど……」
「だからこそ今まで連絡を取り合うことを続けてこれたわけだし、それは向こうも同じだと思うよ。意地悪してるわけじゃないよ」
確かにそうだ。
お手紙交換なんて、いつ途切れたっておかしくなかった。
「それに単純にかわいがりたいんじゃない? 私だって紗知のことかわいすぎていじめたくなるときあるもん」
えへへ、と悪い顔をする蘭ちゃん。



