芝生の一角にシロツメクサが生えてる場所があって、そこにみんなで固まってずっと編んでたみたい。
ナツ君が教えてくれたんだって。
「美織、付けてあげる」
「ありがとう、素敵だね」
匠君はお姉ちゃんの耳元に髪飾りを。
「不器用なりに頑張ったんだよ。はいこれ。サイズどう?」
「ぴったり! めっちゃかわいい」
相馬君は蘭ちゃんにブレスレットを。
「麻凛こういうの好きじゃんね」
「うん好き。なんでわかったの?」
真於君は四つ葉のクローバーでシンプルなリングを。
「その浴衣にぴったり」
「だね。なんか私だけお姫様みたい」
ナツ君は小さなカチューシャを付けてくれた。
電話が来なかったのは、一人だけ作るのに時間がかかってたからなんだって。



