私たちが屋上へ戻った時の彼氏君たちの反応は、麻凛ちゃんがばっちり撮影してくれた。
これが撮っておいてほんとに大正解だった。
だってみんな想像通りの顔、っていうか、私たち女子が思ってた以上に、こっちがきゅんきゅんしてしまう反応だったんだ。
「ね、放置してお預けにしててよかったでしょ」
大人なお姉ちゃんが得意気に一言。
私たちは男子を手玉に取るテクニックをまたひとつ学んだ。
横一列に並んだ彼氏君たちは、私たちを見ると一瞬ぽかんとして、みんな順番に手から何かを落とした。
それを確かめたら、口許どころか顔を両手で覆っちゃうくらいのときめきが溢れてきた。
だってみんな、シロツメクサで編んだアクセサリーを持ってたんだもん。



