極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛





パーティーの日がすごく待ち遠しかったからか、当日の準備はてきぱきとすごくスムーズだった。



あの入館証を首にぶら下げて、事務所の最上階へ向かう。



芸能界チームはもう屋上で用意をしていて、片桐さんに連れられてきた私たちを見たら笑顔で迎えてくれた。



初めて入った屋上庭園は、びっしりと柔らかい芝生で覆われていて、テラス席やお花を育ててる温室もあった。



全部の場所が花火鑑賞のVIP席になるし、広々としてるからBBQも、それこそバトミントンも思いっきりできちゃいそう。



蘭ちゃんなんか、推しのトップ3が並んでるのを見て腰砕け。



「はじめまして。紗知がいつもお世話になってるみたいだね。俺、彼氏の那月っていいます、よろしくね」



ナツ君が挨拶したらガクブルなまま握手を求めてた。



ナツ君はもちろん相馬君ともにこにこだった。
あの時はごめんな。
ナツ君の声が聞こえる。



いや、俺もガキだったしほんとごめん。そう言って相馬君も笑ってる。



男の子たちはすぐに打ちとけて、仲良くBBQの準備を始めだした。



いろんなことがあったけど、その全部が繋がって今日という素敵な日を迎えられたことが嬉しいな。