極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛



ナツ君に蘭ちゃんと相馬君も誘っていいか聞いたら
「紗知の友達だろ?」だって。



「ナツ君はこう言ってるけど相馬君は気まずくない?」
相馬君にも聞いたら



「芸能人見たい! 行きたい!」
って返事。過去のことなんか全然何も気にしてなくてただのミーハーで安心した。


でもいちばん興奮していたのは蘭ちゃんだった。


「やばいやばい。一佳君に真於君に麻凛ちゃんが揃うとか並ぶとか……ないない、あり得ない! 何のどれにサインしてもらおう……」



超人気芸能人の三人は、蘭ちゃんの語彙力さえ奪ってしまった。







「えー、何着て行こう」



ショッピングモールの中にある眼科に付き合ってくれた蘭ちゃんは待ち合いのソファでずっとそわそわしてる。



「花火と言えば浴衣? でもまだ寒いよね」



「着たいけどそれはあるね。気合いいれすぎじゃんって思われるのも恥ずかしいし、BBQでは動けないか」



うきうきしてても堅実な蘭ちゃんらしいもっともな意見だ。