極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛


お腹が空いていないかナツ君が気遣ってくれたけど、とてもじゃないけど食事なんてできそうになかった。



そしたらナツ君がホットミルクを作ってくれたから、一緒にリビングで飲んだ。ハチミツをひとさじ入れたやつ。
撮影中、お姉ちゃんが私たちに作ってくれたのを覚えてたみたい。



そしたら我が家にいるような気がして、ちょっとリラックスしてきた。
置いてあるもの全てがうちとは格が違うんだけどね。



「寝付きがよくなるって美織ちゃんが作ってくれてたけど、そのせいで寝落ちばっかしてたのかもな」



「あの時は撮影がハードだったからだよ」



なんてうっかり気を抜いたら普通に思い出話なんかしゃべってしまってる。いつまでもマネージャー気取りなのもよくない。



それにナツ君のことがまだ好きだなんてバレたら絶対にダメだから、なるべく近くにいないようにしよう。



「今日はもう休んでいい? ナツ君も疲れてるよね」


「風呂入る?」


「あ、えーっと」


「はい、着替え」



入らない方がいい気がしてたんだけど、返事をする前にスウェット上下を差し出された。