「よし、うちらもちゃんとしよ!」
ピザの上の苦手なオリーブを器用に相馬君のお皿に移しながら蘭ちゃんは気合いを入れた。
「出演情報、その他いろいろ、とりあえず押さえとく。みんなで応援しようよ」
「確かに映画が無事に公開されるまでは落ち着かないだろうし、同時進行で他の仕事もやってんのは大変そう。小松さんは仮にも元マネージャーなんだからしっかり見届けないとだよ。あっ、なんで……ったく。好き嫌いしたらダメじゃん」
相馬君は蘭ちゃんのいたずらにくすくす笑いながら、皿の上に並んだオリーブを眺めた。
「うん。そうだね、元マネージャーとして、ファンとして応援する。映画の公開ほんと楽しみだよね」
二人がものすごく尊くてなんか幸せ。



