極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛


「ナツ君のことならもうちゃんと終わってるから気にしないで。ほら、この通りキーホルダーも外した」



そっけなく。あっけなく。
なんの面白味もない地味なスクバに元通り。



私は意気地なしで、大事な人を失望させて、才能は開花せずで、結局は土の中のお芋女子で終わってしまうみたい。



「もう一度聞くけど、ほんとにお互い納得してのことなの?」



「あいつがそんなん飲み込むなんて俺には信じられないけど」



二人ともそう言ってくれたけど、納得して飲み込んで、私たちはちゃんと別れた。



だからこそ毎日が虚ろで、何も考えたくなくて惰性で絵を描いてる。
なんの気持ちもこもってない駄作ばっかりだ。自分はコピー機にでもなったのかなって思う時があるよ。