ほんとならこの後一緒にご飯を食べるはずだった。
クランクアップのお祝いケーキだって焼こうって張り切ってた。
麻凛ちゃんからもらった服だって見せたかったし、相馬君に習った英語の長文訳のコツも教えてあげたかった。
蘭ちゃんがおすすめしてくれた映画やドラマだって観たかったし、私の大好きなアニメのことだって熱く語りたかった。
学校に行ってる間、いつも早く帰りたくて、ナツ君に会いたくて仕方なかったこと。
お姉ちゃんがいる時でも、隠れてキスできたらいいのにって思ってたこと。
恥ずかしくてずっと言えないでいたから、そんな気持ちだってちゃんと伝えようって思ってたのに。
そういうの全部共有できるはずだったのに、そんな未来を全部自分で壊しちゃった。



