極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛


私たちは今日が終業式。
冬休みが始まる。



テストも赤点を取らずにクリアして、なんと蘭ちゃんと相馬君のお付き合いまで始まるという記念日になった。



何がどうなって?
どっちから?
聞きたいことは山ほどある。



「クリスマスはどうするの? もちろんデートだよね?」



こっちはわくわくしてるのに、二人はネットに振り回されて、ナツ君と過ごす時間が減ってしまった私に遠慮してかあんまりのろけてくれないんだ。
気を遣われるのは悲しいよ。



「プレゼント交換くらいかな」


「デートコースくらいは考えてるけどね」



だけどちょっとした会話の中に楽しそうな雰囲気が伝わってくる。
いいな、そういうことしてみたい。



私にも人生初、好きな人と過ごす大イベントがやってくるというのに驚くほど心は浮わつかない。



家でなら何も気にしなくていいのに、それすら悪いことをしてるんじゃないかって気持ちになるんだ。