「相馬君さぁ、私のかわいい紗知で遊ぼうとしてたなんて許さないから!」
なんの前触れもなく蘭ちゃんに攻撃されて、相馬君はまた謝ってきた。
「写真も消去したし全部秘密にするって約束したんだからもう許してよ。あとあの人こえーよ! 小松さんほんとにごめん、あの時は意地になってて」
「いいの、もう怒ってないよ」
許そうと思えたのは、彼からのたった一言の謝罪だった。
(俺のせいで小松さんの絵が見られなくなるのは嫌なんだ。だから描きつづけてよ。ほんとにごめん)
この言葉のお陰で、また頑張ろうって思えた。お世辞でも、見たいって思ってくれる人がいるんだって思ったら、これまで頑張ってきたことが無駄じゃなかったんだって思えて、目の前に光が差した気がしたの。
それにあの写真がなくなったってだけで気持ちが軽くなったし、相馬君は女の子と軽々しく遊ばなくなった。
もう本命としか付き合わないって、聞いてもないのに宣言した。
あとは私が持ってないruru様のランダムカードもいっぱいくれたしね。



