「お揃いで持ってたいけど、こういうの子供っぽいかな」
ナツ君は素朴なハンドメイドが似合うタイプじゃない。むしろそこからかけ離れてる。
でも間を空けずにこう言ってくれたんだ。
「俺、紗知のがいい。こっちはあげるから」
お互いが作ったものをそれぞれ交換するなんて、子どもの時以来だった。
「お守りにする」
そんな言葉と優しい眼差し。
思い出すだけでときめきが溢れて今も止まらない。
「私もお守りにするね」
頬杖をついてキーホルダー越しにこっちをみつめてくるナツ君。
この構図もよすぎる。
透明感、ってものを描けるように頑張ろう。



