「で、この後は?」 「この空気をつま楊枝で潰すの。仕上がりが綺麗になるよ」 「こう?」 ナツ君は長い指を持て余してか細かい作業に不向きみたい。空気を含んだ小さな泡が、レジンの中で右往左往してた。 「花かんむりは無敵だったのにね」 何も知らなくて、この時はくすくすと笑ってしまったんだ。