極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛


お姉ちゃんは仲良く作業を始めた私たちを微笑ましく眺めて
「なんて平和なの。おやすみ~」
って自分の部屋に戻ってしまったんだよね。



「ナツ君一緒に作ろう、簡単だから」



「俺にできんのかな」



またまた。謙遜しちゃって。
基本ナツ君は器用なんだ。



「まずはクローバーの水分を飛ばさないとね。変色したら残念だから」



傷めないよう優しくドライヤーを当てて乾かすと、机の上に材料を広げた。



まずはフレームの中にレジンを少し流し込んでピンセットでクローバーを横たえる。



ナツ君と公園でクローバーを探したあの日の暖かい光を思い出せるように黄色のパールとかもちょっと入れちゃおう。
ナツ君も私の真似をして好きに作り出した。



「これを硬化して……またレジン流してっていうのを繰り返してキーチェーンを付けるだけだよ。30分もあればできるはず」



「へぇ、なんかすげー」



他に何も凝らなくていいくらいクローバーがかわいい。



ナツ君と隣に並んだら、班を作って作業した図工の授業を思い出した。
あの時はトイレットペーパーの芯がお城の支柱みたいに見えてたな。
お互いかわいかったね。