それはつい最近のことだった。 あっちでのお仕事を終えたナツ君が、 コンコンって、私の部屋をノックしたんだ。 「紗知起きてる?」 「お、起きてる!」 喜びと声量が正比例してしまった。 「プレゼントあげるからリビングに来て」 ドア越しに聞く声に胸がとっくんとっくんと、聞いたことのないリズムで弾みだす。 プ、プレゼント? どきどきしたままリビングに行くと、ナツ君はテーブルの上で折りたたまれたハンカチを広げて見せた。