「人生初カレシとはどうですか?」
蘭ちゃんがニヤニヤして私にすり寄ってくる。最近はおはようの代わりみたいに毎日これで朝が始まる。
「し、しあわせです……」
そう返すのがもういつもの流れみたいになってしまった。
「蘭ちゃんどうしよう……ほんとに私、ナツ君の彼女なのかな」
「何言ってんの。いい加減自覚しなって」
この私が、ほんとにナツ君と両想いだなんて……まだ信じられない。
でもそれが現実なんだと思うと、ときめきが止められない。
スクバにつけたキーホルダーを見てるだけで顔が赤くなる。ほんとにこれ、ナツ君がくれたんだよね?
「もしかしてそのかわいいクローバーは、彼氏の那月君とお揃いだったりするんですかね?」
「うっ、うん。お揃いっていうか……」
恥ずかしくって頬をかきかき。
これをもらったときの感動を、蘭ちゃん是非とも聞いてくださいっ!



