極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛


「でもスランプなら俺、役に立てるかも」



「ほんとに?」



どうにか浮上しないとコンテストに間に合わないって焦ってたから、その言葉は救いに思えた。



「アートブックならいっばい持ってるし、今スマホに入ってる分も一度紙出ししてみたら? 雰囲気掴めるかもしれないよ」



プリンター買い換えたばっかだから画質は任せてって相馬君は楽しそうに歩きだしたけど、それってこれから彼の家に遊びに行くってこと?
そわそわしていたら、相馬君は少し眉をひそめた。



「もしかして朝約束したこと、覚えてない? 勉強しようって言ったじゃん」



「あ、そういえば……」



何か聞かれて適当に返事をしたことを思い出した。
あれって放課後うちに遊びにおいで、みたいなことを言われてたんだ。