極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛


「期末前で部活なくなるから一緒に勉強したり寄り道したりしよーね。ruruさん、今度五人展っていうのに参加するらしいよ」



相馬君がスマホの画面を見せてくれた。



「へぇ、行ってみたいね。原画って素敵なんだろうな」



なんて言いながら、イベント情報じゃなくあの写真のことを考えてしまう。
このスマホに、ナツ君の芸能人としての立ち位置を揺るがしかねないしょうもない写真が入ってるんだもん。



相手が私だからたいした打撃はなくても、どんなふうに面白がられるかわからない。



相馬君があれを世に出すような人じゃないとしても、不安材料に変わりはないから気になってしまう。