それなのに、ナツ君のそばにいたくて雑用係でいい、都合のいい女の子でもいいってまだ思ってる。 自分のほんとの気持ち、全然大事にできてないよ。 「小松さん、自分のこともっと大事にしなよ。芸能人なんて遊んでるに決まってんじゃん。俺のこと信じてくれたらこんな写真、すぐに削除するし」 「それって、脅してるよね?」 「まさか。俺を好きになって欲しいだけ」 相馬君が一筋縄ではいかないことは知ってたけど……どうしよう。 「あいつの前で俺と付き合ってるって宣言して」 手を緩める気は少しもないみたい。